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いわし歯科6つの特徴

患者様の1本の歯を大切する

① インプラント治療に自信があります

インプラント治療の実績

2005年より2020年までに1250症例:5000本以上のインプラント治療を行ってきた経験がありますので、安心して治療を受けて頂けます。

インプラント治療を埋入本数だけで評価する歯科医院がありますが、簡単な治療ばかりをたくさん経験していても、技術の向上にはつながりません。
当院も例外にはならず、インプラント治療の実績を埋入本数で語ってしまっております。
しかし前勤務先のインプラントセンターでは、他の歯科医院で骨が薄いからと断わられたり、トラブルを起こされてしまったという患者様が数多く来院されておりました。
一般的には難症例と言われてしまうような患者様ばかりを拝見させていただき、知識を習得して技術を磨かせていただきました。
他にも全身疾患の既往がある方や特定の薬剤を内服されている患者様のインプラント治療にも積極的に携わってきました。最後の1年間は、自分の患者様の診療のほかに、同じ職場の若手歯科医師のインプラント治療の育成と指導(インプラントを埋入する実技教育)も行っておりました。
若手の歯科医師に教えることで、逆に自分が忘れていることを再発見でき、この経験は非常に有意義であったと考えます。
私がこれまで行ってきたインプラント治療の多くは、一般的に他の歯科医院で何らかの理由により断られた患者様に対して行ったものが大部分を占めております。
したがって自分の口の中はインプラント治療を行うには難しいのではないだろうかと悩んでいる患者様に対して、自信を持って治療にあたらせていただけます。
骨が頑丈で持病などもなく、明らかにインプラント治療を行うにあたり簡単な治療である場合、遠方からお越しの患者様に対しては通院も楽ではないと思いますので、ご近所の診療室での治療をお勧めさせていただきます。
必要であれば文面で内容を記載してお渡ししますので、それをお持ちいただいてお近くの診療所に行くことで再度説明するお手間も省けることと思います。
お気に入りの歯科の主治医がいらっしゃる場合で、インプラント治療に関しては不安という患者様も同様に対応させていただきます。
お悩みの方は是非一度お気軽にご相談下さい。当院でのインプラント治療を無理強いは決して致しません。

インプラント治療を行う設備

最新の歯科用CTを完備

CTはVeraviewepocs 3Dfを導入しております。他にもCT機器の種類はたくさんあります。
ではなぜ、このCTでなければならないのか?一般に歯科用の CTは機能面も含めて非常に優秀です。
低被爆にも関わらず、非常に高画質な撮影が可能です。その中においても、当院で導入している機種は、CT撮影であることを意識させないレベルでの撮影時間の短さや被爆量の少なさが売りです。それでいて画像が鮮明であることなど、撮影される側の患者様にとって「どうしても撮らなければいけないのなら、これがいい」と思っていただける機種を選択しました。
他にも撮影されている際に必要以上に固定する必要性がなく圧迫感のない非常に楽な姿勢で撮影ができる点もお勧めのポイントになります。
一般に治療を行う上で情報が多くて困るということはございません。
例えば、がんの手術を行うには血液検査から造影CTやMRIなど多岐に渡った検査結果を持ちよって治療にあたります。がんではなく良性の腫瘍であっても検査はたくさん必要になります。
インプラント治療は腫瘍を切除するようなものではありませんが、二次元の画像では把握できない情報を多く与えてくれます。単に骨の厚みがあるかないかを診るだけのツールではありません。
したがって、いかなる症例においてもインプラント治療を行う上で、CT撮影の情報というものは非常に重要である
ことは言うまでもありません。

「必要な場合にはCTを撮影します」という歯科医師がおります。
CT画像を読むという行為は、日頃から習慣として訓練しているからこそ読影できるようになるものです。
これを普段から怠っているのですから、彼らにとって必要になった場合の画像の情報は恐らく10分の1も活用できていないことは明らかです。
恐らく骨の幅や血管の走行(骨の中に太い血管が通っているところがあります)だけを見ているだけでしょう。
患者様に非常に無駄な被爆をさせていると言えます。
 

クリーンエリアプラスを設置

インプラント治療室は別に用意してあり、大学病院の手術室と同等の静浄度クラス10,000の環境を備えた無菌ルームになっております。
当たり前ですが、インプラント治療は外科的な手術に該当するわけですから、感染予防の観点から極めて無菌に近い環境で治療を行わなければならないことは説明するまでもありません。
クリーンエリアプラスの直下では静浄度クラス10,000(一般の手術室や無菌病室に匹敵する)の清潔で安全な環境を確保できます。このシステムを用いて大学病院の手術室に匹敵する環境を作り、この中でインプラント治療を行うことが感染を予防するにあたり絶対に必要であると考えます。

注静浄度クラス10000とは米国航空宇宙局規格(NASA NHB5340.2 )において空中の浮遊粉塵がどの程度かを示す指標です。

一般に手術室の完備を謳う歯科医院は多いです。最近では個室を設置してクリーンルームと宣伝している歯科医院も少なくはありません。しかし人が出入りする環境下である以上、残念ながら無菌の環境下を作り上げていることにはなりません。
当院ではそれを可能にしております。併せて無菌環境を妨げないように、その周囲の設備にも配慮しております。

当院ではスカイルクス・クリスタルというLEDの無影灯を使用しております。
インプラントの手術中には必ず助手が必要です。無影灯は、その際に通常の歯科用の椅子に設置されているライトだけでは、助手の頭や手などが術野に入ってきてしまうため、影になってしまうことを防ぐ意味でもその必要性に異論はないと思います。無影灯の存在が確実により安全にかつ迅速な処置を行える要因となります。
総合病院などの大きな病院の手術室には必ず無影灯は存在します。
しかしLED光源であることはインプラント治療をする上での設備とは関係ないと思われる方もいらっしゃるかと思います。LED光源を用いている本装置は手術中の組織や埋入するインプラント体に対して、なるべく熱ダメージを与え
ないように配慮
されております。加えて本装置で使用しているLED光源は赤外線照射の少ないコールドタイプであることから、手術中の組織の乾燥を回避できます。
大事な点は次です。
LED光源では熱の発生が無いことから無菌の環境を乱すことがありません
クリーンエリアプラスで整えた環境を無影灯で妨害してしまっては意味がありません。
計算された状態でより安定した環境下での手術をお約束致します。
 

当院では一般の診療室においてもエアロクリーンAR35M-Dを導入しており、これだけでも十分とする歯科医院様が多い中で、当院ではさらにインプラント治療室にクリーンエリアプラス(前述)を導入しております。エアロクリーンはあくまで医療施設用高性能空気清浄装置の範囲であるため、クリーンな院内環境を整備することは可能ですが、無菌化を図るまでには至りません。しかし本装置にも強力な集塵、脱臭、高性能除菌やサーキュレーション効果があるため、一般診療室も清潔な環境を保っております。さらにその奥にクリーンエリアプラスが備わった個室であるインプラント治療室がありますので、大変良好な環境下での手術となります。

インプラントの費用に関して

実はここで本当に挙げたい項目は費用ではありません。それでは何か?

どこのメーカーのインプラントを使用しているかです。
現在では数多くのメーカーがインプラントを製造販売しております。
その中で明らかに性能の面で頭ひとつ突出しているメーカーがあります。歴史もあり実績もあります。もちろん世界シェアは1位です(日本シェアは意味を成さないのでここでは触れません)。
それはスイスに本社があるストローマンという会社のインプラントです。同じく現在スイスに本社を構える巨大インプラントメーカーではございません(元々スウェーデンに本社を構えていた会社)。

なぜこの会社のインプラントは世界シェア1位になっているのか?

理由はインプラント体が骨と接する面にSLAという独自の加工技術を施すことで、より強固により短時間でインプラント体と骨との結合が可能となったからです。骨と定着する期間が他のメーカーを圧倒しており、他のメーカーよりも長期的に安定していることが論文等で立証されているため、他社はこのメーカーのSLAという技術を模倣するか、全く独自の方法を模索するかという選択に迫られているように感じます。
さらにストローマン社は世界で2番目に歴史が古いインプラントメーカーであるため、論文におけるデータも申し分ないです。
あくまで私見ですが、絶対的なインプラントの王者はストローマン社であると言い切って良いと考えます。
これを超える表面性状を持つインプラントは私の渉猟し得る範囲ではございません。
対抗策は他社でも色々と講じられましたが、あまり普及しないうちに遂にストローマン社が最後の刺客として厚生省の認可が中々下りなかったSLActiveを販売し始めました。 これでもう結論は出てしまったといって良いでしょう。
インプラント治療をするのであれば、ストローマン社にしましょう。
他の会社がどれだけ自社の良いところを唱えても、歴史がなく(つまり説得できるだけの論文データがなく)、責任は持ってもらえない(この場合10年保証付きは責任を取ることとイコールではない)インプラントをあごの骨に入れて生活することを心から勧めることは出来ません。自分だったら嫌ですから。

一方でストローマン社の表面性状を模倣して、シェアの拡大をねらう会社も意外と多いです。
しかしやっとストローマン社に追いついたと思っても、ただの模倣ですから、そこには技術者の独創性が無いわけです。そこから新たなアイデアなど生まれるはずもありません。
残念ながら将来なくなっていくメーカーの1つであることが予測されます。
コピー商品とはそういうものと考えます。
あくまでこれは私の個人的な意見であり、誹謗中傷する意図はございません。
インプラント治療をするのであれば、安全ですからストローマン社にしましょう。
では本題のインプラントの価格です。

インプラント体 上部構造(プラスチックあるいは銀歯) 30万円
インプラント体 上部構造(ハイブリッドレジン) 35万円
インプラント体 上部構造(セラミック)  40万円
インプラント体 上部構造(金属なしセラミック)   42万円

ダミー代(下にインプラント体が埋まっていない部位)は価格応相談。
GBR と ソケットリフト は 無料。
サイナスリフト は 片側 10万円。 両側では20万円ですが価格応相談。
静脈内鎮静法 6万円
特殊麻酔法  3万円(笑気ガスのこと、検討中)
サイナスリフトは骨造成のこと。

すべて税込みの価格です。計算もしやすくシンプルな料金設定です。
全国でも安い料金設定であると考えます。
もちろん全てストローマン社の製品です。

安心の保証期間について

最近は10年保証がホームページ上で散見されるようになりました。
インプラントメーカーの中には、一度患者様のお口の中に埋入したインプラントが脱落した場合、これをメーカーに返却することで新品と交換してもらえる会社が存在します。結論から言いますと、患者様に入れたインプラントが抜けたとしても歯科医院側は痛くもかゆくもないので10年間の保証をする訳です。
残念ながら当院でお勧めするインプラント会社(ストローマン社)は、10年保証をしてくれません。
当院では基本的に全ての患者様に対して10年間の保証をします。 保証はインプラント体だけでなく、上部構造も含めます。
ただし例外があります。以下にそれを挙げます。

・喫煙者で当院が指導した清掃を毎日行わない方。
・1年に1回もメインテナンスに来ていただけない方。
・不慮の事故で当方に過失が無い場合。
・偶発的であっても明らかにご自身で上部構造を破壊している場合。
・夜間の喰い縛りや歯軋りが顕著であるため、当方でインプラントが適応ではない事を伝えたうえでも、治療を希望された方。
・軽度の夜間の喰い縛りや歯軋りがあるため、当院でマウスピースを夜間就寝時に装着するように指示したにも関わらず、これに応じていただけない方。

特定のご病気で止むを得ず、特殊なお薬を内服せざるを得ない患者様においても場合によっては保証できません(このような場合は必ずご相談下さい。回避できる場合もございます。)。

逆の例外もございます。
非喫煙者で、年に最低3回はメインテナンスにいらしていただける方で、清掃状況も非常に良好な方
この条件があてはまる患者様に関しましてはインプラント体に関しましては20年間の保証とさせていただきます。
ただし上部構造は10年間の保証になります。

注当院でのメインテナンスは口腔内全体の管理を含めたものとなります。

インプラント治療をした部位だけではなく、全体の把握をさせていただきます。
したがって保険証をご持参していただき、口腔内全体の確認をさせていただくことになります。必要に応じてインプラントの上部構造を外して内部の確認をさせていただくこともございます。加えてレントゲンの撮影をさせていただくこともございます。1回のメインテナンスのご料金はお口の中の状態にもよりますが1030円から1300円程度になります。
インプラント治療した部位のみの検診をご希望の患者様は無料でメインテナンスのみを行います。この場合は10年間の保証になります。

 

② 親知らずの抜歯を行います

当院においては開業医では避けられてしまう下あごの親知らずの抜歯を積極的に行っていきます。

大学病院から口腔外科の先生をお呼びして行っている歯科医院もあるようですが、当院では口腔外科に長く在籍していた経緯もあることから院長自らが抜歯を行います。したがって抜歯した翌日に何かあったとしても直ぐに対応が可能です。
下の親知らずに関しては、必ずしも抜歯しなくてはいけないということはありません。
抜かなければならない場合もあれば、触らない方が良い場合もあります。
他院で「下あごの親知らずがあるから抜歯をするように」と大学病院を紹介された患者様も当院にいらしていただければ、ご相談に乗らせていただきますし、必要があれば当院で抜歯を行います。
当院では大学病院の手術室や無菌室レベルの空間で治療を行いますので、他人の歯の削りカスなどの粉塵、細菌そしてウィルスなどが飛び交っている治療室ではない空間で、安心して治療を受けていただけます。

院内の設備について詳しく見る

もちろん上あごの親知らずも抜きます。
よく上の親知らずを5秒ぐらいで抜いてドヤ顔をしている先生をお見かけしますが、余程特別な状態でもない限り、恐らく歯科治療の中で最も簡単です。決して抜歯が上手いわけではありません。
術後も全く痛くなかったというのも上あごの性質からいって当たり前です。
ただし上あごの親知らずを雑に抜歯をされると抜き方の問題で歯茎がヒリヒリします。
上あご下あごに関わらず、強引に抜歯をされると必ず術後に痛みを伴います。
抜歯を行うスピードは非常に大事です。しかしそれと合わせて大事なことは歯の周りの組織を丁寧に扱うということです。すごく早いスピードで抜歯をしてもらったけど、1年半後に診てみたら親知らずの手前の歯の組織が明らかに下がってしまっていたり歯周病に罹患してしまっていたりというケースは非常に多いです。
親知らずを抜くこと自体が不安、抜いた後の痛みや腫れが不安など色々と不安なことは多いと思います。まずはご相談下さい。強引に抜歯を行うようなことは絶対に致しませんので、まずは気軽にいらして下さい。
ご面倒であれば電話でも対応いたします。ただしお口の中を拝見させていただいていないので、明確な回答はご提供できない可能性もございますのでご了承下さい。

 

③ 持病がある患者様の歯科治療ができます

日本の男性の平均年齢も80歳を超えて超高齢化社会を迎えています。

誰しもが健康な体で生活できれば言うことなしですが、実際はそういう訳にはいきません。
少なからず全身的なご病気をお持ちの方が多いと思います。
中には近所の歯科医院に行くことさえ、一大事という患者様もいらっしゃることと思います。
しかし頑張って近所の掛かりつけの歯科医院に行ったのに、その持病が原因で治療を断られて、大学病院などの総合病院を紹介されたというお話は珍しくありません。
治療に際して総合病院で定期的に受けている検査結果お薬手帳などをご持参していただけますと、当院で判断して治療を行っていくことが可能です。
ただし明らかに主治医の判断が必要である場合は、手紙でのやり取りが必要になります。
しかし多くの場合は当院で大学病院や総合病院の口腔外科にいた経緯から、治療にあたらせていただきます。
安全に安心にをモットーに治療にあたらせていただきます。
「遠くの総合病院に行かなければならないのなら、このままで我慢する。」などとおっしゃらずに当院に是非ご来院していただき、お口の中を拝見させて下さい。ご希望に添えるように努めていく所存です。


④ 痛みを最小限にして不安の軽減を図ります

一般的に歯医者は嫌われております。私も自分が掛かるのは正直に言うとかなり嫌です。

私を含めて嫌いな方の多くは以下の理由に当てはまるでしょう。

・歯科治療に際しての麻酔が痛い。苦い。
・歯科治療の歯を削られる音が嫌だ。
・歯科医院に入ったときの、独特の薬品臭が苦手。
・水なのか唾液なのか分からないものが治療中に飛んできたりする。
・口を大きく開けているのが疲れる。
・痛いので手を挙げて合図をしても無視されて結局痛いままに治療されたことが忘れられず、これがトラウマになってしまい歯医者の門は二度とくぐらないと固く誓った。

などなど、色々と理由はあると思いますが、多くの方は上記の中のどれかに該当するのではないでしょうか?
結論から言います。
「歯を削られる音が嫌だ」という患者様以外は全て問題ありません。当院では対応が可能です。
1つずつ説明させていただきます
まず麻酔の痛みですが、これは当院では最新の電動注射器を導入しております。
「その注射器は知っている。他の歯科医院でも無痛麻酔と謳っていたからそれを信じて行ったのに、麻酔されたら痛かったよ。信用できない。」
「ただでさえ緊張しているのに、普通の注射器と比べても、はるかに大きな注射器を顔の前に持ってこられて、モデルガンみたいな麻酔を持った先生に痛くないですからねぇと言われたけど、麻酔される前から怖くて緊張し過ぎてそれどころじゃなかったよ。絶対に嫌だ。」という声が聞こえてきます。
歯科業界で最新というと大体5~6年ぐらい遅れていると思っていただいて結構です。
ただし私の場合はそれを最新とは言いません。
CTに関してもそうですが、 ここで説明させていただいている麻酔は本当に最新の電動注射器です。モデルガンみたいでもありません。是非一度だまされたと思って体験してみて下さい。

実は麻酔が痛いのには理由があります。これを把握していれば別に上記の電動注射器を使用しなくても、痛みが少ない麻酔が可能です。ただし無痛は嘘です。
どんなに細い針を使用していても(当院でも可能な範囲でもっとも細い針を使用しております)、麻酔の前に表面麻酔を十分に施したとしても全く痛みを取り去ることは不可能です。
ただし限りなく痛みを最小限にとどめることは可能です。
これは麻酔を行う際に、常日頃から神経の走行を考えて、同時に針を刺す組織の解剖学的な構造にも配慮して注射を行っていく訓練をしていなければ残念ながら出来ません。
この大切さを歯科医師になった直後に、当時在籍していた講座の教授と助教授から別個に教えられました。
お二人一緒に会話の流れでというものではなく、全く別々に真剣に教えて下さいましたので、まだ右も左も分からない新米歯科医師の私は、これを真摯に受け止めて今日まで治療に邁進してきました。
そのおかげで現在、極力痛くない麻酔を施すことが可能になりました。
お二人のお言葉には非常に感謝しております。
威張ることではありませんが、麻酔(注射)には自信があります

「歯科治療の時の歯を削る音が嫌だ。」という患者様の声をよく耳にします。

色々な工夫はされてきましたが、根本的な解決策は未だにありません
どのメーカーもあの不快な音を放ちながら、威風堂々と存在感をアピールし続けております。恐らく、あれはバイク(オートバイ)のエンジン音と思って割り切って考えていただいた方が宜しいかと思います。ヘッドホンで耳を覆って治療を行う歯科医院さんもあるようですが、患者様にこちらからの問いかけが聞こえません。いつ口を閉じて良いのかが分からず、あごが疲れそうです。
結論です。現状では解決策がございません。
この音については昔から言われていることですので、恐らく音をなくす事は相当困難であることだけは予想できます。歯医者のエンジン音と思って諦めて下さい。

歯科医院に入った瞬間に何とも言えない薬品の臭いが鼻を襲います。

あれは主に根っこの消毒に使用する薬品の臭いです。当院ではこの臭いの不快感を患者様に極力与えないように、診療室の入り口(受付ではありません)にエアロクリーンを設置し超強力な脱臭効果で臭いを断ち切ります。

エアロクリーンについて詳しく見る

水なのか唾液なのか分からないものが治療中に飛んできたりする。これは恐らく歯を削っている際に飛んでくる液体であると思います。主な成分は水でしょう。多量の水分をかけながら歯を削らないと、歯の神経が一瞬で死んでしまいます。その水が飛んでいると考えて下さい。
問題なのは、細かい水分として空気中に飛び散っている歯の削りカスや粉塵などが、患者様がお口を開けている際に浮遊しているという事態です。
これは少し前に治療を終えた患者様の削りカスやばい菌が浮遊している可能性があるということです。
もちろん隣に患者様がいれば、その患者様のものが浮遊している状態です(歯を削る治療をしていることが前提になりますが)。何か気持ち悪くなってきました。ますます歯医者になんて行きたくないです。
しかし当院ではくどいようですが、エアロクリーンを設置してありますので、
この装置が空調をすごい勢いで整えます。当院は狭い空間ですので、十分な空調管理が可能になります。
個室なら問題ないと思っている患者様もいらっしゃるかと思います。
しかし残念ですが、個室であっても人が出入りする以上全く関係ありません。前に治療した患者様の削りカスなどが密室であることから逃げ道が無くより多く留まっていることが予想されます。

エアロクリーンについて詳しく見る

口を大きく開けているのが疲れる。これは一気に全部治療をしようとするから、長くお口を開けていただく必要性が出てくるので、解決策としては休み休みで治療を行うことで解決できると考えます。要するに治療を断続的に行えば、お口は疲れないということです。

痛いので手を挙げて合図をしても無視されて、結局痛いままに治療されたことが忘れられず、これがトラウマになってしまい歯医者の門は二度とくぐらないと固く誓った。
問題はこれです。歯医者が嫌いになった患者様の中でこの理由をあげる方は以外に多いです。
まず言い訳をさせて下さい。

 

⑤ 患者様が求めていることを優先し、極力それを実行するように努めます

患者様が何をしてほしいのかを必ずお聞きします。

患者様に求められていないことを無理強いは致しません
例えば「本当はただ銀の詰め物が急に取れたからそれを付けてもらいたくて入ったのに、強引に歯を削られた」とか「保険診療では有害物質が多く含まれている材料を使用するので、自費の材料の方が良いですよ」とか。
本心は「今は仕事が忙しいから一時的に詰め物を付けてもらい、後日かかりつけ医に治療してもらいたかったのに」や「問診表で保険診療を希望としているにも関わらず、意味のわからない理論で自費の材料を勧めてこられても時間の無駄」など言いたくても言えない事はあると思います。
そういったことを必ず治療の前にお聞きします
「銀歯が取れたから来た。」ではなく、「銀歯が取れたので一時的に付けて欲しくて来た。」とういうところまで言いやすいような環境づくりに努めていきます。

注緊急性がある場合は治療の説明をさせて頂く義務と責任がありますので、患者さんの要求に答えられない可能性がございます。ただし頻繁にあることではございません。

「緊急なので自由診療になります」というような事は100%ございませんのでご安心して下さい。

⑥ 感染に対する配慮は他院とは一線を画しております

感染予防への取組み

もはや診療器材を最新の器械で滅菌しているとか、エプロンやコップなどは患者様ごとに使い捨てにしているということは当たり前の時代です。 これからは院内の空調環境にも目を向けていく時代です。
そのために当院では、下記の器械を導入しております。

クリーンエリアプラス

出血を伴う処置を行う際に感染予防の点で最大限の活躍をするからです。
私からすれば「何故導入しないのか?」を問いたいです。
歯を抜かない、歯周病の治療もしない歯科医院があるのでしょうか?
出血が止むを得ない処置を行う場合の環境作りの徹底は、もはや当たり前ではないでしょうか?
本装置は毎分ドラム缶約70本分もの浄化した空気を循環させて、20坪の診療室であれば10分間で室内の空気すべてを入れ替えられることが可能です。クリーンエリアプラス直下では静浄度クラス10,000(一般の手術室や無菌病室に匹敵する)の清潔で安全な環境を確保できます。
このシステムを用いて大学病院の手術室に匹敵する環境を作り、この中で抜歯やインプラントなどの処置を行うことが感染を予防するにあたり絶対に必要であると考えます。

注静浄度クラス10000とは米国航空宇宙局規格(NASA NHB5340.2 )において空中の浮遊粉塵がどの程度かを示す指標です。

患者さんへのメリット

この装置を用いた治療を行っても治療費が高くなる訳ではありません。単純に感染しにくい環境下で処置を行った方が良いのではないでしょうかという当院における1つの提示に過ぎません。
私は空気中に粉塵やウィルスや細菌などがたくさんいる環境において歯科治療をして欲しいとは思いません。一瞬にして手術室と同等のクリーンルームを作り上げる装置があるのであれば、少なくともその装置を使用してもらいたいと考えます。
一般に手術室完備を謳う歯科医院は多いです。しかし、これと同等の装置が装着されていない手術室は他人の歯の削りカスや粉塵・ウィルス・細菌まみれの部屋と同じです。
器具が滅菌されているのは最低条件であり、これはスタートラインではありません。

注この装置には実は理想的な位置があります。患者様が治療用の椅子で寝た時に頭の真上にあることがその条件です。装置からの空気の流れは真下に向かい、整流されてまっすぐに行きます。この整流には室内の浮遊粉塵等は巻き込まれず、外側へはじく性質があるので質の高いクリーンな治療環境を確保する事ができます。
機会があればチェックしてみて下さい。天井を見るだけですから。ただしエアコンや後述の空気清浄装置とも似ていますから、見分けられないかもしれません。

クリーンエリアプラス 一般的なエアコン

 

SKYLUX CRYSTAL CR07(無影灯)


これは一般的な診療には必要ありません。インプラントの治療を行う際に限り使用します。
インプラント治療はもはや特別な治療方法ではないと考えます。
しかしインプラント治療は外科的手技を必要とする以上、手術というカテゴリーに含まれます。
術者は一人ですが、助手(アシスタント)などが数人でサポートに当たります。
その際にライトが小さいと術野に人の手や頭などが入り込むため、影として暗くなり安全な手術が出来ません。これが当院で無影灯を導入している理由です。

患者さんへのメリット

より確実に安全で迅速な処置が行えるようになります。これでインプラント治療に伴う医療事故の3分の1は防げます。 現在、無影灯の主流はハロゲン球からLED光源へと移行しております。当院で使用している無影灯の特徴は、せっかく出来ているクリーンルームの妨害をしないこと。空力を意識して気流の通路を確保し、天井からの層流を妨げることなく、高い無菌効果を発揮できます。またLEDを使用していることで熱による上昇気流が起きにくい照明灯であることも、クリーンルームには有効に働きます。
大きくて丸いライトは確実にクリーンルームを妨害しますし、ハロゲン球は熱を発生するため、さらにクリーンルームを乱す原因となります。
当院の無影灯はLED光源であっても赤外線放射の少ないコールドライトであり、手術中の組織乾燥を回避できます。

 

エアロクリーンAR35M-D

特診室にはクリーンエリアプラスが設置されていますが、一般診療室にも医療施設用高性能空気清浄装置であるエアロシステムを導入しました。これによりクリーンな院内環境を整備することが出来ます。
本装置には強力な集塵(微粉塵、花粉、アレル物質、排気ガスやPM2.5など)強力脱臭(薬品臭、水まわり臭など)高性能除菌やサーキュレーション効果があります。
歯科医院独特の嫌な薬品臭を除去して室内の空気をまんべんなく綺麗に整えてくれることからクリーンエリアプラスと併せて相乗効果が期待できます。

患者さんへのメリット

歯科医院の診療室内に入ると他人の歯の切削飛沫や微粉塵が飛び交っている状態です。その中で口を開けて治療をしてもらう事を想像すると気持ちが悪くなりませんか?エアロクリーンは空気清浄装置であることから患者様の頭の真上に位置していなくても問題ありません。
ただし本装置はあくまで空気洗浄装置の粋を出ません。やはり外科的な処置を施すに当たっては全く異なるものと考えます。クリーンエリアプラスでの安全な環境下での処置をお勧め致します。
これが歯科診療所として、感染予防対策の新たなスタンダードになることを切に願います。