インプラントの治療について。
あくまでも個人的な意見です。
最近は頻繁に歯科医院で下記のような表彰状をこれ見よがしに飾っていたり、ホームページ上に載せているのを見かけます。
患者様からすると、これを沢山飾ってあれば治療技術があると思われると予想されます。
かつての私もお医者さんに診て頂くときに、これが飾ってあると安心していました。
しかし歯科医院においては、残念ですがこれは全く参考になりません。医科は知りませんが…
それは何故か？
理由は簡単です。治療をしたことがなくても、講習会にお金を払って参加をすれば、誰でも貰えるからです。
最近は海外の学会に行って、自慢げに外国人の教授と撮影している写真も散見します。
海外の学会に行かなくとも、このご時世ですから論文はネット上で読むことが可能です。
要するに、海外に学会というこじつけの理由で参加をして、観光をしたついでに、教授と写真を撮る訳です。相手からしてみれば、『Who are you？』でしょう。
本当にすごい先生ならば、その教授やお偉いさんが直接に日本に来て、直に食事をするとか会合をするのではないでしょうか？
要するにお金を払って得られる資格が多いという訳です。そこに卓越した技術はありません。ただの資格です。治療技術がある事の証明とはなりません。むしろ自信がないから、お金で資格を買うのでしょう。
インプラント認定医・指導医も同様です。長時間に渡る講習会を受講して（この授業料がすごく高い）、その結果、患者様を実験台に症例として提示し、資格を得る訳です。
口腔外科認定医・指導医や歯科麻酔科、小児歯科・矯正歯科の専門医、認定医・指導医は価値があると思います。それ以外の認定医・指導医は意味を全く成しておりません。
以上、完全に私見です。
